新年あけましておめでとうございます。
昨年は海外から帰国し、Haris株式会社を設立したことに伴い、慌ただしい日々が続いておりましたが、歯科医院向けオンライン翻訳・通訳サービス「DentLingual」をようやくリリースでき、ひとまずスタートラインに立てたと感じております。
昨年末にはOpenAI社の新機能が発表され、2025年にはAGIと呼ばれるAIが人間を超える可能性があるともいわれています。そうした流れの中で、私たちは社会に残る課題や、これまで克服しきれなかった問題をAIを活用することで解決していきたいと考えております。
さて、新年にあたり、今年の目標を以下の3点にまとめさせていただきます。
1. 歯科医院の国際化に向けた事業の確立
当社は私が海外で歯科医療を受けようとした際に、言語や文化の違いから診療予約を断られた経験をきっかけに、海外でも安心して歯科医療を受けられる社会をつくりたいという想いで設立いたしました。言葉の壁を克服するために、AIを活用した安価かつ高精度で、歯科医院で安心して使用できる翻訳・通訳アプリ「DentLingual」を開発し、リリースいたしました。 しかし、歯科医院側の外国人受け入れ体制や、外国人の方が受診をためらう要因など、言語以外にも解決すべき課題は多々あります。そうした点も含め、事業を継続的に展開できる土壌を作り、この課題解決に取り組んでまいります。
2. 他業種との連携
歯科分野は独特の文化や高い専門性が求められることから、他分野に比べて参入障壁が高いといわれてきました。その結果、他の分野ですでに活用されている技術やサービスが、歯科業界には十分に浸透していないケースが多々見受けられます。これは現場の歯科医療従事者や患者さんにとって大きな不利益となりかねません。 そこで本年は、歯科と他業種を結びつける架け橋となり、歯科分野の魅力を広く知っていただけるよう、積極的に連携を図ってまいります。
3. 歯科衛生士への最新情報の共有
私自身、歯科衛生士として臨床や研究に長年携わってまいりました。近年は海外を巡り、歯科の新規事業に関わる中で、歯科医療のさまざまな技術が着実に進歩していることを実感しております。このような最新情報を積極的に発信し、日々臨床の現場で頑張っている歯科衛生士の皆様のお役に立てるよう取り組んでまいります。
以上3点を中心に、引き続き日本の歯科医療に貢献していく所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
Haris株式会社
代表取締役 梅澤 幸太
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